社会恐怖症の代表的な症状

赤面や手の振るえ、緊張など、社会恐怖症の症状の解説

社会恐怖症の代表的な症状

概要

社会恐怖症は社会恐怖とも呼ばれますが、社会不安障害と共に比較的新しい名称であり、以前は、他人恐怖(対人恐怖症)や、上がり症と言われていた症状になります。
元もと、内向的で人見知りの傾向があり、学校や会社での人間関係や人付き合いがスムーズに行かなくなり悩むというパターンになっていることが多いものです。
ただ、単なる内向的や、人見知り、人付き合いが苦手というレベルを超えて病的に悩んでしまうのが、社会恐怖症の場合に当てはまると言って良いと思います。
最近では鬱病とか、新型うつといった病名がマスコミで使われることが多くなりましたが、これらの中には社会恐怖症の場合が、かなり含まれているのではないかと思います。
ただ、社会恐怖症の場合は登校拒否や引きこもり、出社恐怖症という形にはなりにくいものだと思います。
これは社会恐怖症の元になっている神経質性格の特徴から来ることだと言えるのです。
また、下記の表にも書かせていただきましたが、社会恐怖症は最近でも神経症の中で一番多く見られる症状ではないかと思います。
なお、最近は精神科や心療内科の病院の敷居が低くなりましたが、これらの病院に行くと、パニック障害(不安症)などと同様に、社会恐怖症も、抗うつ薬や抗不安剤などの薬で治そうとする傾向がありますが、この方向の治療では、根本的な改善には結びつかないと思います。
つまり、時間は、ある程度かかりますが、森田療法などの精神療法により不安や症状に対する見方を変えるようにしていくことが必要になってくる症状だと思います。

具体的な症状について

下記の20種類が、社会恐怖症の主な症状になります。


・人前に出ると緊張して苦しくなる。(対人緊張)
・人前で緊張し、顔が赤くなってしまい辛い。(赤面恐怖)
・人と会話をする時に、相手の視線が気になり、目のやり場に困る。(視線恐怖症)
・自分の視線が相手を不愉快にさせているのではないかと感じ、辛い。
・不愉快な思いをさせるのではないかと感じ、相手を正視出来ない。(正視恐怖)
・表情がこわばったり、顔がひきつって自然に笑えない。(表情恐怖症)
・自分の笑い顔がべそをかいているように感じ、辛い。(笑顔恐怖)
・自分の顔や姿が醜いために人から嫌われてしまう。(醜形恐怖)
・人前で唾を飲み込むと、その音が相手に伝わるようで、辛い。(唾恐怖)
・笑ってはいけない所で、笑い出しそうで、辛い。
・人前で緊張し、汗が出てしまうことが辛い。(発汗恐怖症)
・人前で声が震えたり、手足が震えたりするので、辛い。
・電話の時に、最初の言葉がつかえてしまい、辛い。(電話恐怖症)
・人と話している時に、言いたいことが言えなくなってしまい、辛い。
・変な臭いを出しているので、人に迷惑をかけているように思う。(体臭恐怖)
・おならが出て、人に迷惑をかけてしまう。(おなら恐怖)
・物がなくなった時、自分が盗んだと思われるようで不安になる。(嫌疑恐怖)
・人を傷つけたり危害を働くのではないかと不安になってしまう。(加害恐怖)
・病院で血圧を測ると血圧が高くなってしまう。(白衣高血圧症)
・人前でどもってしまうようで怖い。(吃音恐怖)

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